【発火事故も】ミニセグウェイは本当に安全?安全性でおすすめのものは?

重心移動だけで自由自在に動かすことができるミニセグウェイ。
近未来的なデザインも伴って、とても面白い乗り物だと人気が高まっていますが、乗り物であるだけに「どこで乗れるのか?」という問題があります。
ぱっと思いつくだけでも、公道や歩道、公園、屋内など様々な場所で楽しめそうでもありますよね。
しかしミニセグウェイは世界中で、プライベートエリア以外での走行が禁止されつつあります。
1回の充電で20kmも走ることができること、操作が簡単であり、今のところ免許もいらないなど、便利であるだけにまずマナーの問題があります。
そして何よりも、世界中からミニセグウェイの発火事故、爆発事故の報告があることから、アメリカでは空港内の持ち込み自体が禁止されています。
今回は、ミニセグウェイには、危険性があるのか?安心して乗るために選ぶべきメーカーなどご紹介していきます。

ミニセグウェイは安全なのか?

面白い乗り物として人気が高いミニセグウェイですが、世界中から発火、爆発事故の報告があるので、安全性に少し不安を抱いている方も多いと感じます。
実際問題、なぜそんなにも事故の報告があるのかと言えば、人気が高い故の粗悪品の存在に問題があるようです。
中国などで海賊版やきちんと管理されていない製品が作られ、価格が正規品よりも安価なことから購入する人が後を絶たないことが一番の問題ではないでしょうか。

ミニセグウェイにおける発火事故

イギリスやアメリカ、香港で多発

そもそもミニセグウェイを初めに販売したのはアメリカであることから、アメリカでは日本よりも大変人気のある乗り物として出回っています。
購入する方の絶対数が多いことから、アメリカ、イギリス、香港などで事故の報告がとても多いよう。
実際に事故にあった方がTwitterなどで、鎮火後のミニセグウェイの姿を報告している例もよく見られます。

充電中での発火で家の火災事故も起きている

ミニセグウェイの発火事故、と言葉だけで聞いてもそこまで大変なこととは感じないかもしれません。
しかし、ミニセグウェイの充電中に起こった事故などは、部屋内の可燃物に引火したことから大きな火災になってしまったという報告も。
いつ発火事故が起こるかわからない、と言ったところが一番怖いとも言えるのではないでしょうか。

ミニセグウェイで発火事故が起こる原因

ケーブルや充電器に発火の恐れ(ヒューズがない)

そもそもなぜミニセグウェイは発火事故の恐れがあるのでしょうか。
明確な原因は調査中とのことですが、可能性としてバッテリー、充電器関連が粗悪品であることが、原因ではないかと言われています。
物によってはヒューズそのものがついていなかったものも。
ミニセグウェイは1度の充電で20kmもの走行を可能にします、その分、事故が起きた際の反動も大きいということですね。

ミニセグウェイは安全性が認められているものを選ぶ

UL認証

せミニセグウェイ発祥の地とも言える、アメリカ、またはヨーロッパではUL認証がついてるものがほとんどです。
UL認証が何かといわれれば、「安全機関がその安全性を保障した証」。
アメリカ合衆国イリノイ州ノースブルックに本拠を構える企業であり、製造した企業内からの保証ではなく、第三者機関からその安全性を担保された製品ということになりますね。

過充電防止検査認証

ミニセグウェイの発火事故の原因のほとんどが、バッテリー関連だといわれています。
そしてバッテリーへの過充電もその原因の一つ。
もちろん充電中に目を離さないことが一番ですが、安全機構として「過充電防止検査認証」がついているものを購入するようにしましょう。
また、過充電を防止することはバッテリー自体の寿命にも関係してきます。

PSE認証

ミニセグウェイは現在は電気製品のカテゴリに入れられています。
なので製造者が自己で安全性の確認をしました、という証明であるPSEマークがついているものを購入するようにしましょう。
ミニセグウェイは電気製品の中でも充電式なので、特定電気用品になるので、菱形のPSEマークがついているか、しっかり確認してくださいね。

安全でおすすめのミニセグウェイは?

kintone(キントーン)

怖いことばかり書いてしまいましたが、きちんと正規品を購入すれば発火事故の危険性は下がります。
安心できるおすすめのミニセグウェイをご紹介していきますね。
まず最初はネームバリューからも安心できるkintone。

「筋斗雲」をもじった名前の通りに、快適な走りを実現してくれるミニセグウェイになります。
スタンダードタイプからオフロードタイプなど、走行する場所によってタイプが選べるところもうれしいですね。
元祖とも言えるメーカーなので、安心感は抜群といるのではないでしょうか。

CHIC-Smart(チックスマート)

こちらは中国からのメーカー。
ミニセグウェイで中国メーカーと聞くと、粗悪品を作っているところではないか…、と不安になる方も多いと感じます
しかし、このメーカーは、そんな中国=コピー商品というイメージを払拭させるために立ち上げられたメーカー。

安全性が高く、保証も2年もついているので安心して乗りこなすことができるのではないでしょうか。
ただ、CHIC-Smartを模したコピー商品が多いことも事実なので、純正品以外を購入しないよう十分気を付けてくださいね。

Ninebot(ナインボット)

元祖セグウェイを親会社に持つと聞けば、その安全性にとても納得できるのではないでしょうか。
ここまで紹介してきたミニセグウェイとは、少し違った趣のデザインになりますが、重心移動だけで楽しめるという点においては同じこと。

スタイリッシュなデザインは、逆に乗りやすいと感じる方も多いかもしれませんね。
純性のオプションパーツとして、補助輪なども扱われているので、転倒しにくいという面でも安全性が高いといえるのではないでしょうか。

Airbike(エアーバイク)

日本に住んでいる方からすれば、海外メーカーよりも国内メーカーのほうが安心感がある、と感じる方も少なくないように感じます。
その点から言えば、一番安心できるであろう、国内メーカーのミニセグウェイになります。

そもそもは電動自転車をメインに扱っているメーカーなので、バッテリー関係に関しても安心できるようですね。
保証期間も5年という長さを誇るので、ミニセグウェイを試してみたいけれど、事故が怖いと考えていた方にピッタリでなはいでしょうか。

まとめ

今回は人気のミニセグウェイはどのようなところで乗れるのか、またその安全性はどうなのかと言ったところをご紹介してきました。
ジャスティンビーバーが楽しそうに乗っているところを世界に発信したことから、人気に火が付いたミニセグウェイですが、その人気の高さから粗悪品も多く出回っています。
楽しく遊ぼうと考えて購入したり、お子さんへのプレゼントで事故が起きてしまうなど、考えるだけでも大変なことです。

デザインや乗りやすさなども確かに大切なことですが、何より重視すべきは安全性です。
簡単に手が出るような安価なものではない分、安い製品があれば気になってしまうでしょうが、粗悪品をつかまされてしまう危険性も大きくなります。
できうることならばミニセグウェイは正規品を選ぶようにしましょう。
安全性の高い製品で、ミニセグウェイを存分に楽しんでくださいね。